久しぶりにアパートに行ったところ、つばめの巣が作られていました。
お恥ずかしいことですが、ここ数ヶ月間は超多忙だったため、アパートに行けていませんでした。
子供とアパートの掃除に行ったところ、ツバメが玄関前の外灯上に巣を作っていました。
このままではクレームが来ます。
中身を見ると、やっぱり既に4個の卵がありました。
これは私にとって一大事です。
管理人とすれば、即決で巣の除去を敢行しました。
しかし子供は大喜びで、育てることで頭がいっぱいのようです。
少し早い夏休みの自由研究にして育てることを勧めました。
袋に入れて持ち帰り、箱に入れておきました。
しかしその後インターネットで調べたのですが、ツバメの卵を人工産卵した例は、
インターネットでは見つけることはできませんでした。
HPによると、卵はふ化まで親鳥が肌身で温めなければいけないらしく、適温を保たな
ければいけないそうです。
いわゆる、インキュベーターという温度を一定に保つ機会を購入する必要があるようです。
こんな機械で1万8千円程度ですが、このためだけには購入はできません。
ホッカイロで試そうかと思いましたが、妻の協力も得られそうにないので諦めました。
また卵は一定時間(2時間程度)で動かさなけばいけないそうでとても手間です。
仕方ないので、その日の昼に実家の墓参りに行く機会があり、その近くで自然に
返すことにしました。
下の場所の、真ん中あたりに置いて帰りました。
帰る前にお別れ式として、記念撮影をしてきました。
なんだか子供は笑顔で嬉しそうです。
下の子どもはとても無邪気です。
かわいそうですが、結局この卵は何かの小動物に食べられることになったと思います。
殺して埋めてしまうより、他の動物食べられて、生になれば、本望だと思います。
上の子にとってはむづかしい決断だったと思いますが、育てられないことも分かって
もらえたと思います。
結果的には良い人生経験になったのではないかと思います。
おしまい。