大家業を始めて早10年。
さまざまな経験をしてきましたが、本日、初めての事態に遭遇しました。

気が重いメール
先日、ある戸建ての入居者からメールが届きました。
実はこの入居者はやたらと細かい修繕要求を繰り返す、少し「困った」方です。
メールの通知を見た瞬間
「また修繕の催促か……」
と嫌な予感がよぎりました。
しかし、無視するわけにもいかず勇気を振り絞って開封してみると、
そこに書かれていた内容は、、、、、、
「来月末で退去します」
打ちをかける「退去通知」
修繕要求も困りますが、退去はそれ以上にショックでした。
というのも、この物件の立地は悪く、過去に1年半もの間、空室が続いた、
「いわく付きの物件」だったからです。
「またあの長い空室地獄が始まるのか……」
と、がっくり肩を落としました。
とはいえ、落ち込んでばかりもいらず、気持ちを切り替え、新たな賃貸募集や、
リフォームの準備、さらには売却の検討を始めました。
ところが……。
急展開、そして
その翌日、その入居者から再び連絡が入りました。
「やっぱり、退去は無しにしてください」
大家生活10年目にして、
*「退去予告の翌日にキャンセル」*という初めてのパターンを経験しました。
取りあえず平穏無事な日常
ひとまず客付け困難な戸建の空室は回避できましたが、きっとまた近いうちに
何らかの動きがあるのではと戦々恐々としています。
大家業というのは、本当に一筋縄ではいきません。
どうなることやら。
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おしまい。



