今年好調だった、子供の証券口座の今後の方針を考えています。
今年の確定申告を前にして、長女の証券口座の運用が今後気に今後の運用方法
を変更を検討します。
なぜ今、方針変更を考えるのか
長女の証券口座は学資資金目的に運用しているのですが、懸念点は学資資金が
必要な際に、証券口座の株式を一括売却すると売却益所得が出すぎることです。
所得が出すぎると、子供が税金を払ったり、扶養から外れる可能性がでてきます。
大学生になる場合、あと4年間なので何か手を打つ必要があります。
現在の長女の口座の状況と資金化のスケジュール
現在の長女の証券口座の状況です。
純投資資金:180万円
評価資産額:380万円
内含み益 :66万円
配当金利益:約5万円/年
従い、仮に本日付けで全額解約すると、71万円の所得が出ます。
解約時期と所得金額は下記となります。
4年後 :30万円 (高校3年生想定)
5年後 :100万円 (大学1年生想定)
6年後 :100万円 ( 〃 2年生想定)
7年後 :100万円 ( 〃 3年生想定)
8年後 :100万円 ( 〃 4年生想定)
合計 430万円
仮に長女が4年後の大学生になるまでに、毎年50万円ずつ残高が増えた
場合、2百万円増加し、資産残高は580万円となり、含み益は260万円と
なっていることになります。
仮に学費として上記のように年間100万円づつ切り崩した場合、
40万円/年程度の所得が出ることが見込まれます。
また大学生になるとアルバイトを始めると思われますので、それを
考えると今のうちにできるだけ「益出し」を行っておく必要があります。
所得回避の益出しの方法
普通に考えると毎年少しずつ売却益を出す、下記の方法が考えられます。
1.益出しクロスを行う
できるだけ今のうちに、含み益のある株式はいったん売却して、所得益を
出しておき、すぐに買い戻します。
結果的に所得を35万円で収めるか、又は、40万円程度の所得にして
少し税金を納める形にすることが考えられます。
2.子供NISAへの移行
新規資金振替はできるだけ、子供NISAで行い所得に関係のない
口座に移管しておく。
というのが順当な方法です。
デメリットがあり
デメリットは優待株の長期権利の喪失です。
子供口座は株主優待株を中心に購入しており、長期権利が失われてしまう
デメリットがあります。
それを回避するには、
1.端株を購入して長期優待を維持する
という方法があります。
株の種類にもよりますが、端株を持っておけば端株の所有期間をカウント
されるため、長期権利を失わずに益出しクロスを行える可能性があります。
従い、今後の方針は端株を購入して置き、備えることにします。
新規株式の購入方針
まだ子供の学資資金を増やす必要があるので、下記を意識して中途半端な
株式購入はやめます。
1. 株価が高い時は何もしない
思い付きで買うことがあるので中途半端な購入はやめる。
特に、10万円以下の低位株を思い付きで買い、何度も痛い目に会いました。
但し、1単元株の調査目的はありです。
2. 株価が下がったニュースが出たら、積極的に買う
ニュースが出るまでは、暴落時に買いたい株式リストを作っておき、暴落時に
一気に買い進める。
まとめ
思い立ったら吉日なので、早速、端株を購入しました。
家族分も合わせて4種類、20株程度まとめて購入しておきました。
今後、子供nisa口座も開設していきたいと思います。
先日、大学生の子供を持つ同僚と話しましたが、学費に苦しんで
投資どころでは無いと言われてましたが、それが普通だと思いました。
幸せなことに、小生の場合は学費は株式投資で賄えそうです。
今後も勤労収入をあてにするのではなく、自分の投資資質を磨くことで、
学資を確保したいと思います。
おしまい。
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おしまい。