為末大元陸上選手の講演会を聞かせてもらいました。
広島出身の選手
為末さんは広島出身で、過去に同じ陸上大会で走ったこともあり、昔から
よく知っています。
昔から知っていたので、
大きくなったな、
おじさんになったな、という感じでした。
(彼は今でもとてもカッコ良いのですが。)
小生も陸上から離れて25年ですが、自分より速い選手に会った時の
劣等感を久しぶりに感じました。
(これから競技をするわけでもないのですが)
内容は
思い出に残った話は、為末さんが陸上から離れる時に、今後の収入が不安で
周りの選手と身の振り方を話していたということでした。
その際に、彼はストレスを解消するために本を読み漁っていたそうです。
私も陸上をやめる前に同じく不安から練習中の合間に、経済書などを
読んでいたことを覚えています。
所詮陸上競技は趣味の世界で、陸上を続けても何の収入にもならない、
将来性が無いのが現実なので、大きな不安感を感じていました。
そして彼と同じ陸上大会で同じ競技を走り、彼に圧倒的に負けたので、
それがより鮮明になり、学生の後の、経済世界で仕事を始めることに気持ちが
うつりました。
為末さんは自分の会社を設立され、現在講演会や陸上育成クラブなどを
運営されているようで、立派に収入はあると思います。
テレビなどでも活躍されていますね。
彼は立派な陸上選手でしたが、悩み自体の本質は同じだったのだと感じました。
多かれ少なかれ、悩みの本質は同じのようです。
おしまい。