新築を考えている所有地に、地元ハウスメーカーから土地の売却のオファーがありました。
地方テレビCMをしている地元ハウスメーカーから、土地の謄本を見て支店長が我が家に
やって来られました。
内容はあの土地に新築を建てたい方がいるので売ってほしいとのこと。
希望者曰く、
・実家に近い場所に新築を建てたい。
以前からこの地域を狙っているらしく、過去に買い付けを入れようとしたが人気の場所
なので買い付けを入れる前に売れてしまった。
今度こそはと、探している。
子供はすでにこの学区の小学校に通っている。
アパート住まいである。
とのこと。
・土地の付近は将来的にバイパスが通り、より利便性が上がると思われている。
この顧客は、地元では有名なハウスメーカーに依頼するので小金持ちだと想像されます。
提示された条件は、
・値段は市場価格の8割程度
市場価格22万円/坪、提示18万円/坪
頑張って20万円/坪
・土地の全部では無く、半分だけ売ってほしいということでした。
また、もう半分は自社で購入しても良いという申し出でした。
「これでは成立しないな」という申し出でした。
そこで下記を提案しました。
・土地交換
貴社が所有している中古アパートと交換して欲しい。
差額は金額清算する。
そうすればお互い無駄な税金がかからない。
当方 :中古のアパートが手に入る。新築より中古の方が好きなので。
工務店:戸建を建設できる。中古アパートの処分ができる。
顧客 :好きな土地を手に入れることができる
という3社がそれぞれメリットのある話を提案させていただきました。
そうしたところ、難しいという回答でした。
(多分顧客の手前、相手に打診したという事実だけが欲しかったのだと思われます)
今後この話が動く可能性は低いのですが、このような提案を何個も繰り返すと、
一つは成功すると思いますので継続したいです。
おしまい。