大変長らくお待たせしました!
皆様興味深々の、固着して外れない「ユニオンナット」についての
解説と、水道ワーカーの仕事についてです。
本編は固着したナットの解決方法の話ですので、興味ない方は読み飛ば
してください。
背景
前回までの話は、居住者のご要望で「水栓3つ交換」をDIYに行きましたが、
結局自力で行えず、水道ワーカーを呼んだ話です。
風呂の混合水栓の配管の状況
下の写真は、該当場所を開放した写真です。
その中にある、温水パイプのナットが問題の個所です。
下の写真は問題の取りはずせないユニオンナットの拡大図です。
本音、小生はこの形のナットは見たことがありませんでした。
普通のナットだと思い、裏側なのでナットを反対側に力ずくで回してしまい、
ねじ込んでしまったようです。
どうしても外れないので、お昼にホームセンターに行き、これと
同じ形状のナットを探しました。
すると、そっくりな形状のナットが見つかりました。
それが ユニオンナットでした。
ユニオンナットの特徴
仕組みを理解するために、そのユニオンナットを購入しました。
下記のような見た目です。
3つのパーツで構成されており、真ん中の大きいネジを外すと外れる仕組みです。
そして二つのナットの間にパッキンでつながっています。
これはパイプとパイプをつなぐための部品のようです。
分かりやすいように動画で撮影しました。
上記の標本により、ユニオンナットの外し方を理解したので、現場の
ナットを回してみたのですが、ナットは固着しており、回ることは
ありませんでした。
潤滑油を刺して再挑戦しましたが、やはりだめで、あきらめて
水道ワーカーを呼びました。
水道ワーカーの作業
ちなみに2名の水道職人さんが急遽訪問され、工事を行っていただきました。
・固着したユニオンナットの取り外し
力持ちのワーカーが取り外しを試みましたが、やはりさびて固着していたようで、
プロでも外せない状況でした。
20分程度経過してから、銅のパイプの切断すると決められました。
・新しいパイプの製作と、パイプ溶接再接続
銅管をねじ切ったようで、そこからフレキシパイプを再接続したようです。
・温水混合栓の取り付け作業
この作業は自分でもできますが、プロに完成までお願いします。
完成しました。
約2名で2時間の作業でした。
ユニオンナットの状況
下の写真は取り外したユニオンナットの状況です。
写真でわかることは、
これが固着していた要因で、ナットは回らないことが明らかです。
推測では、水滴がユニオンナットにしたたり落ち、内部が錆びて固着した
と考えられます。
普通に考えると、鉄だから錆びたので、ステンレスであれば錆びなかった
ので、施工時の部材の選択ミスです。
この温水管は2018年頃にガス会社様が交換されており、その際に鉄製の
ユニオンナットを使われたようです。
それらを考えると、施工したガス会社様にも責任があると思います。
次回からやり方は把握しているガス会社様に水栓の取り換えをお願いする
手もあると思いました。
出張料はいくらだったのか
今回の出張料金は、
2万5千円でした。
合計5時間/1人工で、緊急出張料込み、材料費込みを考えると、良心的な
値段だったと思います。
インターネットで記載されている緊急窓口にお願いすると、3倍は取られて
いたと思われます。
良い勉強になりましたので、授業料だと考えます。
まとめ
今回は失敗しましたが、自分の経験値になったと思います。
また、この作業は「ガス会社様」にお願いしても良かったと感じています。
しかし、次回も懲りずに自分でDIYで作業を行う予定です。
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おしまい。
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