土地の境界線の測量立ち合いがありました。
先日妻が帰宅すると、知らない人に待ち伏せをされていました。
知らない人:あなたが〇〇〇さんですか?
妻 :そうですが。(誰?なぜ待ち伏せ?)
知らない人:実は〇〇〇の土地のお隣さんが、境界線の測量を求められています
妻 :そうですか。
士ら頼人は測量士の方で、境界線の立ち会いの依頼でした。
測量士の方は平日の境界線の立ち合いを求めてきたのですが、妻は仕事があるので
土曜日にお願いしました。
今回立ち合いした境界線は赤い、矢印部分です。
その一点を確認するだけに、
所有者代理人:1人
当方 :妻と小生と子供3人
お隣さん :おばあさんとおじいさん2名
測量士 :1人
の総勢9人で境界線の説明を受けました。
結果的には昭和40年頃の杭があり、問題が無い状態でした。
この土地は、昔は軍用地だったようで、その後畑になり、区画整理(換地)が
あった様子で、比較的整理ができています。
しかし、今回の測量対象とは関係ない場所で、問題点が見つかりました。
何と土地が2㎝ずれていることが判明しました。
下の図が境界点です。
ここには杭が打っておらず、隣地の方が2cm損している状態でした。
小生は2㎝程度なので何の問題も無かった思いましたが、おばあさんは神経質に
怒っている様子でした。
2㎝ずれている場合でも、隣地の人といざこざになること自体が問題なので、
この場所に杭を打つことを提案し、了承されました。
当然当方の費用です。
実は1か月前に丁度、ここに杭が無いことをおばあさんの話しましたが、その時は
おばあさんは気にされていませんでした。
後日問題にならなければ良いがと少し気になっていました。
本音を言うと、不明瞭なため、塀の真ん中で解決という流れになるのかと
考えていました。
しかし杭を打つことで了承していただき無事解決しました。
文筆売買なども無しで終わりました。
そしておばあさんはついでに反対側の、今回の測量とは関係ない場所も確認されていました。
結果的には指さしている角が境界らしく(2mmの誤差)で小生の土地の位置が正しいとなりました。
こちら側はもう一人の土地の所有者がいないと杭が打てないので、今回は目視確認のみで終わりました。
このお宅は豪邸でして、2㎝のずればどうでもよいのではと思いましたが、日ごろ住んでいる家の土地に問題が起きると神経質になるのも理解できます。
また帰り際にこのおばあさんから呼び止められて、小生の土地に不法駐車があることを教えてもらいました。
小生たちはこの時間帯にここに来ることが無いので、気づかなかったのですが、
常習犯らしいです。
おばあさんは少し神経質ですが、味方につけると頼もしい方のようです。
駐車禁止のバリケードを置いて、威嚇しておきます。
また張り紙を急遽作成してフロントガラスに貼っておきます。
「警察に通報済み」と書いていますが、警察に電話しても何もしてくれないので、
電話していません。
もしこれでも同じ人が無断駐車を行うようであれば、さらにチェーンロック作戦があります。
それは、自転車用の100円均一のチェーンロックを車輪に付け、張り紙に小生の電話番号を書きます。
「〇〇〇〇に電話ください」とだけ記載しておきます。
車の持ち主は逃げることができないので、車の所有者は小生に電話するしかありません。
今回は小生に電話されてもせっかくの休みが台無しになるので、張り紙だけで許して
あげます。
またお隣さんにも無断駐車がわかるように、料金を支払ってくれている人の区画には
プレートを付けます。
3月に決まった方の区画にプレートが無かったので、おばあさんは無断駐車と思われた
ようです。
(3月から忙しかったため、すっかりプレートのことを忘れていました。)
大きなプラ板を買って切り出しており、いつでもプレートを作れるようにしています。
経験上下手にスプレー塗装して上手に書くより、マッキーで手書きをするのが一番簡単
で早いです。
次の日プレートを取り付けに駐車場に行き、無事作業が完了しました。
その時に例のおばあさんが我々に気づいて現われて、無断駐車の方の話をされました。
その方は夕方ごろ車を取りに来て、バリケードを移動させて走り去ったそうです。
おばあさんは小生の土地を厳重に監視されているなあと思ったのと、管理してくれて
ありがとう。
と感じました。
おしまい。