今回所有しているアパートの下水道接続工事を行います。
地方の築古アパートの場合、浄化槽のままで下水道に接続していない物件が多いと思います。
小生も2つありまして、2つ目の工事に入ります。
市の規制の関係で、市から何度も催促を頂いていました。
工事費については、浄化槽の管理費用を考えると十分元が取れるのですが、居住者の
反対が怖いのが実情です。
小生が最初の一棟目を購入した次の日に、居住者に呼び出されて、
「下水道に接続しないように」と1時間も説教を受けたことがあります。
下水道接続は居住者の水道代が2倍に上がるのが要因のようです。
今回は居住者の反対を受けても、やりきることを決めています。
居住者への対策としては、工事前に長期入居者様に、設備更新サービスを行いたいと
思っています。
例えば、ドアホンとか、ウォシュレットとか、換気扇の更新などをサービスしたいと思います。
長期入居のお礼と、今回での退去抑制の目的もあり、どのみち退去時は取り付けの必要が
あるので、工賃を払ってでもこの際行います。
蛇足ですが、自然環境を考えると浄化槽は必要のようです。
漁師の話では海がきれいになりすぎて魚が減ったと言われています。
適度な人糞が海に流れている方が良いと言われていました。
また行政が運営する下水道システムを考えると、コスパは悪いと思います。
個人的には都市部や、市街地密集のみに下水道を設置し、農村部や海岸部は浄化槽のままで
良いと思っています。
これは行政の方が今後変わるのではないかと期待しています。
おしまい