【DIYリフォーム】超高難易度の温水便座の交換 その2

退去した部屋のリフォームの温水便座の交換に6時間かかった続編です。

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給水管が接続できない

問題の給水管のバルブで、一般的に販売されているものとはサイズが

違うものです。

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アダプターをホームセンターで買ったのですが、サイズが合わず、

本日二度目のホームセンターに向かいました。

ホームセンターの店員さんとこの給水管にあう17Aのサイズのアダプターを

探しましたが、やはり見当たりませんでした。

このバルブが特殊な製品なので、多分他のホームセンターに行っても見つける

ことはできないと思われました。

考えた対応策

解決策は、下記の方法が考えられました。

1.給水管の前のバルブを取りはずして、温水便座の分岐を直接取り付ける。

メリットは、何の追加の部品も掛からずに接続できます。

2.問題の給水管の前のバルブ自体を交換する

デメリットは、一旦アパートに帰りバルブを取り外して、再度ホームセンター

に行く必要があります。

しばらく考えましたが、どのみち一旦アパートに帰って作業しなければいけなので、

ホームセンターを後にしました。

この時点で作業開始から、すでに4時間はかかっています。

バルブの取り外しと、直接配管作業

アパートに帰り、バルブを取り外しました。

これが問題の蛇口部分です。

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見た目は何の変哲もないバルブです。

35年前のアパートなので、当時はこのような特殊な規格があったのでしょう。

バルブを取り外した後の給水管です。

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とりあえずこの給水管に温水便座の給水管のサイズとあわせると

ピッタリ合いました。

そこで温水便座の給水管を、バルブ無しで直接取り付けることにしました。

しかしこのことが、後でとんでもない事態に発展するのですが、この時点

では気が付いていませんでした。

直接接続してみたところ

直接バルブ無しで取り付けてみたところ、少し違和感はありましたが、

見た目は問題なく接続ができました。

(写真は撮っていません)

新しいバルブを買うコストも手間も無かったので、DIYですし良かったと考えました。

早速試運転のため、水道の元栓をひねると悲劇が起きました。

なんと、給水管から水が「プシュー」っと噴き出しました。

またトイレのタンクの水栓から勢いよく水が出るため、水が床にあふれ出しました。

こんな感じでした。

最初は給水管の接続方法が悪かったと思い、パッキンやシールテープを

疑い、試行錯誤しました。

しかしよく考えてみるとバルブを付けずに給水管を取り付けると、水漏れを

起こすことは当然の話でした。

バルブの機能とその意味

温水便座の前にバルブが存在する意味をよく考えると、建物への一般の給水管から

の水圧を弱めることにより、トイレ設備の給水量をコントロールする機能が

あると考えられます。

本来トイレの水圧は弱い水圧で稼働する設備なので、バルブが無いとタンクへの水が

全開で勢いよく流れるのは当然です。

電気でいうと家の電圧は100Vですが、弱電圧の機械に変圧器無しで100Vの

電圧をかけると機械が壊れるのは当然です。

水漏れをの跡片付けや、試行錯誤を行った後、それに気が付くまで2時間程度

かかりました。

水漏れと戦い、嫌な冷や汗をかき、水栓元栓の開け閉めを行うため二階の階段の

上り降りを何度も繰り返しました。

そして再度ホームセンターに行きました。

3回目のホームセンター

さすがに店員さんも「また来たな」という目で見られました。

そして今度はきっちりとたバルブを購入しました。

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また接続できなかったアダプターは返品させていただきました。

ホームセンターの店員さんには手間を取らせてしまいました。

アパートに帰り早速バルブを取り付けました。

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今度は何の問題も無く、きれいに接続できました。

バルブの水量調整を行い、元栓を開放して試運転を行いました。

すると、何の問題なく温水便座は運転できました。

まとめ

結局、温水便座を取り付けるのに6時間かかり、一日のリフォーム作業は

これしかできませんでした。

しかし通常プロに頼むと8千円程度はする作業なので時給で考えると1,000円以上

だったことになりますので、悪い仕事ではありません。

このような大苦戦は初めてでしたが、経験値が積めたことは良かったと感じています。

とりあえず、内見集客までのリフォーム作業で、自分がDIYで行わなければいけない

作業は終わったので、良しとします。

続く。

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