先日町内会の役員になりましたが、町内会で争いの根源となっている
マンションの住人についての考察です。
マンションの住人と町内会との争い
マンションの住人の町内会加入率はとても低く、そして町内会活動に対して
非協力的です。
町内会のご長老は問題視しており、会議でもやり玉に挙がっていました。
しかし、小生は過去にマンション管理士を勉強しており、その知識から言います
と当然のことです。
マンションの住人が町内会に参加しない理由
理由は簡単で、
マンション管理組合自体が町内会のシステムが備わっており、町内会に参加
するメリットが無いからです。
繰り返しますが、町内会に入るメリットは、
・ごみ捨て場の管理維持(ごみを捨てる権利)
→マンションにはゴミ捨て場が装備されている。
・自然災害への対策
→マンション自体が地震や台風等の自然災害に強い設計なので心配が無い。
・防犯対策
→マンション自体がオートロックや監視カメラが付いているので、
防犯性がかなり高い。
・コミュニティーのつながりの会議
→マンションにはマンション組合があり、それ自体がコミュニティーになっている。
自分たちの共用部分などの管理について話し合っている。
・地域住民との接点
→元々、人との付き合いを持ちたくない若い夫婦などがマンションに集まって
いるのでそもそも接点を求めていない。
つまりマンション組合が町内会の機能を備えており、その機能のために
毎月高い管理費を支払っています。
従い、町内会に参加する理由がはたから見ても無いのですが、昔ながらの
戸建に住んでいる町内会のご長老たちはマンションの住人が町内会に
参加しないのが気に食わないようです。
ご長老たちは、草抜きに参加しないマンション住人に対して、
最近のサラリーマン家族は、草抜きの道具すら持っていない。
と嘆いていました。
そして、少数ですがマンションに住んでいるのに町内会に参加している人に
対して町内会の役員に草抜きの作業軽減の救済を求めており、変な方向で
討論が起きていました。
全く溝が埋まらない状況のようです。
最後に
相手の状況を考えないのか無知から来るのか分かりませんが、かなり深い溝が
あることが感じられます。
根源は町内会自体にメリットが無いのに、無駄な活動が多いことが根源にあると
思われます。
次回はこの辺りを掘り下げます。
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おしまい。