中古コインランドリー物件が2件同時に出てきたので視察を行いました。
どんなコインランドリーなのか
一年前から休止しているコインランドリーのようで休止理由は、
営業不振が理由のようです。
現地を見てわかった営業不振の理由は、
理由1:店舗の位置が通りから外れている。目立たない場所にある
何回か通る道だったのですが、そのコインランドリーの存在に
気が付きませんでした。
理由2:近所にレベルの高い競合が出店した
競合店は大きな通りの目立つ場所にあり、駐車場が豊富にある
それに対して売り出されているコインランドリーは、一本奥に入った通りで
人通りが少なく、駐車場も2台程度しか駐車できません。
また、徒歩圏内に大型のマンションなどがあればなんとかなりそうですが、
そのような建物はありませんでした。
理由3:店舗が小さく古い
現代のコンビニの、三分の一程度の大きさでした。
という状況です。
結局、自分がコインランドリー事業を引き継いでも、何とかなるとは
思えませんでした。
事業転換の検討
仮にコインランドリーがだめでも、他の事業での再生はどうか考えてみました。
考えられるアイデアは、
「レンタルスペースにする」
ということです。
場所とスペースから考えるとできなくは無いのですが、
家賃が2万円程度しか期待できず、安値での購入が条件になります。
土地単価が高い場所なので、値引きは難しい状況です。
貸店舗としての運営については、人通りの悪い土地ですのでパッとしません。
やはり、元オーナーが撤退を決めて、土地で販売している理由が
よくわかりました。
現オーナーについて
現オーナーがどんな方なのかを想像すると、コインランドリーを2件自分で
開発して、数十年運営していたようです。
小さい店舗だが、ニッチな需要をつかんでいたようです。
想像するに年配の方ですが、アイデアマンで積極的な方だったのでしょう。
もしそれが事実なら、その先輩には敬意を払いますが、過去のアイデアを
そのまま現代で使うのは難しいと思います。
まとめ
最近コインランドリー事業から撤退する大家さんが見受けられます。
まさにこのパターンだと思います。
しかし場所によってはまだ可能性があると考えています。
例えば、大型マンションの真ん前とかであれば、小さい店舗でも生き残れる
可能性はあると思います。
しかし、今回は難しいようです。
物件視察とアイデアの検証は今後も続けようと思います。
おしまい。
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